曖昧な投稿削除の基準

 美容室などの情報が全国規模で紹介されている、あるインターネットサイト。店の評価を「口コミ」として投稿できる機能もあるが、「内容の一部が削除された」という情報が、西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられた。

 運営会社によると、利用者の投稿内容が、独自に定めた「おきて」に抵触すると担当者が判断すれば、一部削除や未掲載になるという。

 おきては19項目もある。誹謗(ひぼう)中傷、差別表現などが含まれるのは理解できるが、▽具体的な事象に基づかない記述▽必要以上に感情的と判断される表現-など、かなり曖昧な基準もあるように思う。

 「近隣店より値段が高く、リピーター割引があればまた行く」。削除されたのはそんな趣旨だったとか。運営会社に取材すると「おきてに抵触していた」と説明するのみ。率直に批評している記述まで削り、「良い情報」のみ掲載していないか。その疑問を拭えていない。 (竹次稔)

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