「気持ちで勝つ」江村が格上撃破 フェンシング女子サーブル団体5位

 東京五輪のフェンシング女子サーブル団体は、江村が活躍を見せて日本女子団体最高順位の5位に入った。

 米国との5位決定戦では、3点リードの最終戦に登場。個人戦で5位に入った格上との対戦に「絶対に気持ちで勝つ」と言い聞かせた。42-39から4連続失点して一時逆転されたが、そこから3連続得点で再び試合をひっくり返し「トータルで見たら、五輪で自分のプレーが出し切れた」とうなずいた。

 江村は大分市出身。父の宏二さんはフルーレで1988年ソウル五輪に出場。大分県の職員だった父が指導するクラブで剣を握った。先に兄が始めて興味を持ったのがきっかけだった。

 母の孝枝さんもエペで世界選手権に出場。それでも当初、孝枝さんは「フェンシングだけでなく、いろんなことをやって視野を広げてほしい」と積極的には勧めなかった。自宅でも競技の話は少なく、江村は父から五輪について話を聞くこともなかったという。

 東京五輪を直前に控え、初めて当時のことを尋ねると「力を出し切ることが一番」と激励された。初の大舞台を終えた22歳は「次は絶対、メダルに手が届く手応えがある」とパリ五輪を見据えた。 (伊藤瀬里加)

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