故障復帰の古賀、27得点も及ばず バレー日本、韓国に敗れる

 ◇東京オリンピック(五輪)バレーボール 1次リーグA組 韓国3―2日本(31日、横浜)

 帰ってきた大黒柱の奮闘もむなしく、日本は韓国とのフルセットの激闘を落とした。チーム最多の27得点を記録した古賀紗理那(NEC)=熊本県大津町出身=は「次に進むために大事な試合だった。個人的にも悔しい」と厳しい表情だった。

 初戦のケニア戦で右足首を捻挫。その後の2試合は欠場して韓国戦に照準を合わせ、治療と調整を続けてきた。3試合ぶりに復帰したこの日は「ほぼ痛みはない。たくさんの人に感謝したい」とコート上では不安を一切見せなかった。

 硬軟織り交ぜたスパイクを打ち込み、豪快なバックアタックも披露。鬼気迫る表情で周囲を鼓舞した。前回のリオデジャネイロ五輪は大会直前にメンバー落ち。東京五輪への新体制となった直後、中田監督に掛けられた一言が心に響いた。

 今も胸に刻む「日本のエースは絶対に人前で泣いてはいけない」という言葉に、主軸としての覚悟を固めた。1次リーグ突破は、2日のドミニカ共和国戦に勝つしかない。「たくさんの方に感謝してしっかり勝ちきりたい」と決意を込めた。 (伊藤瀬里加)

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