社会の常識と校則にずれ 納得できず反発する生徒 自主性との両立探る学校

【教員の専門性(4)】

 女性教員の眉間を触る指が皮膚をこすりながら動いた。「毛、そってるよね?」。福岡県内の公立中2年のリサさんはこう注意され、「そってない」と反論した。頭をよぎったのは4月の忘れがたい体験だった。

 新学期になり、学校であった身だしなみの検査。春休みに眉尻をそろえていたリサさんは「校則違反」と指摘され、3日間の別室登校が課せられた。

 教室ではなく、生徒相談室や印刷室で1日を過ごす。「なぜ、そんなことをやってしまったのか」「どうすれば再び違反をしないか」。代わる代わる訪れる教員から、同じ趣旨のことを繰り返し言われた。...

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