人と歌いて善ければ 文化の発展にも尽力

人生の羅針盤 渋沢栄一と論語(19)

 『論語』の述而(じゅつじ)篇に、孔子は歌が好きであったことを伝える文章がある。

 孔子は人々と一緒に詩を歌ったことがある。その際、そのなかで歌い方の音節がよく整っている人がいると、その人に再び歌わせて、その後で自分もそれに合わせて歌ったというのだ。

子(し)、人(ひと)と歌(うた)いて善(よ)ければ、必(かなら)ずこれを反(かえ)さしめて、而(しか)る後(のち)にこれに和(わ)す。

 この『論語』の章句を読んで、渋沢栄一は孔子の人柄によほど感銘するところがあったとみえて、...

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