種なしスイカ商機あり!? 食べやすく甘い…花粉事業化、新品種も続々

 夏の味覚スイカ。赤い実に、黒い種ごとかぶりつくのが醍醐味(だいごみ)だが、種のないスイカの開発も進んでいる。手軽な調理済み食品の需要が高まり、スーパーなどではカットスイカも棚に並ぶといった消費の変化を背景に、福岡県広川町の農業機械製造オーレックは、どんな品種のスイカでも種なしにできる花粉の製造販売を事業化した。種苗メーカーも新品種開発に力を入れている。 (岩尾款)

 オーレックの種なしスイカが実る花粉は、通常の種ありスイカの花から採取した花粉に、透過力が弱い「軟X線」を照射して作る。実を作る機能は維持されるものの、遺伝情報が伝わらなくなる。その“種なし花粉”を授粉すると白くて薄い種はできるが、スイカの代名詞である固く黒い種はできなくなる。

 開発を担当する命婦(めいふ)江里子さんによると、種なしスイカの特長は食べやすいことに加え、種の生長に費やされるエネルギーが甘みに変わる点という。命婦さんは「種なしは、まろやかで甘みを強く感じる。ぜひ味わってほしい」と話す。...

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