福岡の「宣言」要請、首相は方針示さず

東京ウオッチ

 福岡県が5日午前に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言発出を政府に要請したことについて、菅義偉首相は夕方、官邸で記者団から今後どう対応するかを質問されたものの、具体的な方針は示さなかった。

 この日、政府は熊本など8県を対象に、宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を追加適用することを正式決定した。この判断を、首相は「全国への感染拡大を防ぐことが大事であり、全体的に拠点(地域)を中心に、病床の逼迫(ひっぱく)や感染状況を見て対応した」などと説明。緊急事態宣言に関しては「全国的にということは考えていない」と話した。

 また、首相は「例えば、福岡(の感染者)が多くなると九州全体で次は熊本となっていき、今まで何回となく緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を出している。そういう考え方から、全国の拠点(の対策)をしている」との見解を示した。

 福岡県は2日に重点措置が適用されたばかりだが、4日には過去最多となる752人の新規感染者を確認している。仮に緊急事態宣言が発出されれば、5月12日~6月20日以来、4回目となる。

(井崎圭)

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