響灘ホップ、地ビールへのステップ #この一枚

 北九州市産のホップを使った地ビール作りに挑戦している「響灘ホップの会」は4日、今夏収穫したホップで仕込みを始めた。門司区にある「門司港レトロビール」の醸造所では、スタッフがホップを一つ一つ手で割って作業を進めた。

 ビールの香りや苦みのもとになるのは、ホップの毬花(まりばな)の中にあるルプリンという黄色い粒。量の限られた市内産はもっぱら香りつけに用いる。この日は6キロ分の毬花を割り、麦汁が入った煮沸釜に投入した。同社の峯松幸之助醸造部長は「栽培も2年目。よく育ち、ルプリンもたくさん詰まっているようだ」と話す。

 同会は、原料の生産から製品の販売まで市内で終える地ビールを作り、地元のブランドイメージ向上や環境問題への関心につなげようと生産者、地ビール会社、酒販店などが組織。今年は生産者・量がともに増え、目標の収穫量20キロ以上を達成した。

 生産量は当初計画の小瓶8千本より多く、1万2千本分まで増やす見込みという。種類も従来のエールに加え、日本でなじみ深いラガータイプも仕込む計画だ。

 製品の出荷はエールタイプが9月、ラガータイプは10月以降の予定という。

(古瀬哲裕)

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