「爆発的感染拡大」鹿児島市の飲食店に時短要請 認証店は選択可能

 鹿児島県は6日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県独自の警戒基準をステージ2(感染者漸増)からステージ3(感染者急増)に引き上げ「爆発的感染拡大警報」を出した。鹿児島市内の飲食店を対象に、午後8時までの営業時間の短縮(酒類提供は同7時まで)を要請する。期間は9~22日。県が導入した第三者認証制度に適合した店は、時短に応じて協力金を受け取るか、通常営業を続けるか、選択できる。

 県内では7月下旬から新規感染者が増加。今月4日時点で、最大確保病床の使用率(37・2%)や直近1週間のPCR検査の陽性率(8・2%)がステージ3の指標に達している。

 県は「山梨モデル」を参考にした認証制度を6月に導入し、県内の認証店は89店、うち鹿児島市内は71店。同市の飲食店への時短要請は6月20日に解除されたばかりで、2カ月足らずでの再要請となる。

 また、県民向けに県内の旅行商品を割引する「今こそ鹿児島の旅(第2弾)」の予約販売を8月末まで停止する。

 県内ではこの日、過去最多となる87人の新規感染者が確認された。会議後に記者会見した塩田康一知事は「かつてない勢いで感染が急激に拡大している。医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が強く懸念される」と語り、危機感を示した。(片岡寛)

関連記事