会場と一体となれる日を

 最終日に取材したバスケットボール女子の決勝は、これまで訪れた会場の中でもっとも熱気に包まれていた。どことなく、スタッフやボランティアさんのテンションも高い。休憩スペースでは「どんどん食べて!」と、ショルダーポーチに大量のチョコレートを詰め込まれた。

 日本の快進撃を目の当たりにしていたこともあるだろう。試合中は観客席から歓声の代わりに精いっぱいの拍手を送っていた。優勝した米国の選手は日本について「応援されるチーム。3万人の観客がいなくてよかった」と敬意を示したが、その通りだと感じた。

 選手と客席が一体となることでスポーツの高揚感はさらに高まる。東京での選手たちのプレーは素晴らしかったが、そんな瞬間を再び取材できる日が待ち遠しい。 (伊藤瀬里加)

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