九重硫黄山でも噴火 「阿蘇踏査の歩み」(27)

【聞き書き】熊本大名誉教授 渡辺一徳さん

 257年ぶりの噴火は、連山が紅葉に染まる時季だったのですが、その記憶は吹っ飛んでいます。九重(くじゅう)山系にある硫黄山(いおうざん)(大分県九重町)が噴火したのは1995年10月11日夕。12日朝になって噴火が判明し、噴煙は一時、約千メートルに達しました。

 雲仙・普賢岳の噴火災害が鮮烈だったので、その噴火を覚えている人は少ないでしょうが、私たちは慌てました。火砕流が相次いだ普賢岳と同じ道を歩む可能性があったからです。

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