「地方と大都市の百貨店、同列に扱われても…」 福岡県の入場制限要請に嘆き

 新型コロナウイルスの感染「第5波」に伴い、福岡県へ4度目の緊急事態宣言の発出が決まり、県が百貨店などの大型商業施設に対して初めての「入場制限」を要請した。入館者数をいかに把握し、館内の人の流れをどう分散させるか。施設の担当者は対応に頭を悩ませている。

 感染力が強い変異株による感染拡大で、東京や大阪の「デパ地下」を中心に多くの感染者が確認されている。博多大丸(福岡市)の広報担当者は「百貨店でのクラスター(感染者集団)はいずれも大都市圏で起こっている。地方百貨店を同列に扱われても…」と困惑気味だ。

 ただ、コロナ禍前から出入り口やエスカレーターに客数を計測できる装置を設けており、活用を検討している。コロナ禍前の入館者水準の半数を超えれば、来店者に入館を待ってもらうよう調整する。

 博多阪急(同)も出入り口で客数を把握できるセンサーを活用。14日から、最も客が集まりやすい地下食品売り場に人の流れが集中しないよう制限をかけられる体制を整えた。宣言下でも対応を継続する。福岡県内で3店舗を展開する岩田屋三越(同)も、同様の装置を活用した対応を検討中という。

 初の「入場制限」要請を受け、集客に影響が出る恐れもある。JR博多駅ビルの商業施設を運営するJR博多シティ(同)では、来月にかけて催事や物販イベントが続く予定。担当者は「規模縮小など再検討が必要になるかもしれない」と戸惑いを見せた。 (福田直正、山本諒、布谷真基)

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