「こんなときこそ音楽を」広島ウインドオーケストラ、19日佐世保公演

 鹿児島市出身の指揮者、下野竜也さん率いる吹奏楽団「広島ウインドオーケストラ」(広島市)が19日午後6時半から、長崎県佐世保市のアルカスSASEBOで公演する。ソリストは福岡県出身のビオラ奏者、田中茜さん。各地で大雨被害が発生し、開催が危ぶまれたが「こんなときこそ音楽の力を」と決めた。

 下野さんは2001年にフランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝した、日本を代表する指揮者のひとり。クラシックの名曲を新しく解釈するほか、難曲への挑戦も続けている。

 同オーケストラは1993年に結成。2011年に下野さんが音楽監督に就任し、ライブCDが音楽専門誌「レコード芸術」で特選版に選ばれるなど、表情豊かな音色で高い人気を集めている。田中さんは東京芸大卒業後、小澤征爾さん率いる「サイトウキネンオーケストラ」などで活動してきた。

 公演では、リード「アルメニアン・ダンス」全曲をはじめ、ドス「エレジー~ビオラと吹奏楽のための~」では田中さんがソロを務める。

 下野さんは「このようなときだからこそ、私たちにできる何かがあると信じている。にぎやかで華やかな演奏とは少し違った趣きの吹奏楽をお楽しみに」と呼び掛ける。入場料は自由席で一般3000円、学生1000円。同オーケストラ事務局=080(1647)5951。

(平原奈央子)

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