“ついのすみか”に現実の壁 人手不足で医療的ケア困難、赤字運営

「親亡き後」見据えて(5)

 福岡市城南区の閑静な住宅地に、グループホーム(GH)「すまいるホーム」がある。障害の程度を示す支援区分のうち、最も重い「区分6」の8人を含む計10人が暮らす。社会福祉法人「葦の家福祉会」が2017年に開設して5年目。重度者を受け入れるGHは市内では少数派だ。

 「地域の中で普通の暮らしを実現してもらおうと、みんなで頑張っていますが…。ぎりぎりの毎日です」。管理者の藤環(とうたまき)さん(45)は率直に言う。

密着介助が不可欠

 夕方。生活介護事業所から帰宅した「仲間たち」はリビングで入浴の順番を待ちながら、リラックスした表情だった。ここでは「障害があっても同じ仲間だから」入居者をそう呼ぶ。

...

残り 1665文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

PR

開催中

Enjoy Asia More!

  • 2021年9月14日(火) 〜 2021年9月29日(水)
  • 福岡市総合図書館

PR