3児死亡事故から15年 山本美也子さん、ラジオで飲酒運転撲滅訴える

 10年前に飲酒運転事故で長男寛大(かんた)さん=当時(16)=を亡くした福岡市のNPO法人「はぁとスペース」代表の山本美也子さん(53)が25日、福岡県八女市のコミュニティーラジオ「FM八女」の特別番組で飲酒運転ゼロを呼び掛ける。この日は福岡市東区で幼いきょうだい3人が犠牲になった事故から15年の節目。飲酒運転撲滅運動を続ける山本さんは「いまだに飲酒運転がなくならない。事故による被害を人ごととは思わないで」と強く訴える。

 コロナ禍で啓発活動を制限された県警八女署が、八女市内のほぼ全域の約2万5千世帯に普及する防災ラジオに着目。山本さんとFM八女に特番の制作を持ち掛け、5日に収録した。

 山本さんは特番の収録で署員と飲酒運転の現状を報告。6月に千葉県八街(やちまた)市で児童5人が死傷した飲酒運転事故については「再び悲しい月日を体験する人が出てしまった。誰も運転手を止めなかったのか」と憤った。

 昨年改正された福岡県飲酒運転撲滅条例は、飲酒運転が疑われる車を見た際の通報を義務化した。特番では疑わしい車を見た時の通報の仕方も実演する。

 放送予定は25日午前11時と午後7時、28、29日の午後1時からの計4回。FM八女のホームページ=https://www.fmyame.jp=内の「サイマルラジオ」からも聴取できる。

 (玉置采也加)

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