「こんな裁判あるんか」「公正やないね」法廷に響く声 工藤会トップ裁判

 「こんな裁判あるんか」「公正やないね」-。福岡地裁101号法廷には、極刑を言い渡された男の言葉が響いた。

 24日午後4時ごろ、死刑判決を受けた工藤会総裁の野村悟被告は「公正な判断をお願いしたんだけど、全部追認、追認。あんた、生涯、この事後悔するよ」と、足立勉裁判長に向かって強い口調で発言した。無期懲役を言い渡された田上被告は「ひどいな、あんた、足立さん」と述べた。裁判長は2度、「退廷してください」と求めた。

 一方、工藤会の「壊滅作戦」を進めてきた福岡県警の野村護本部長は判決について「あくまでも通過点。壊滅に至るまでいささかも手を緩めることなく、諸対策を徹底して進めていく」と強調。「工藤会組員の諸君は、判決をひとつの区切りとして、勇気をもって工藤会と決別し、更生の道を歩んでほしい。県警がしっかり支援していくので、いつでも相談してもらいたい」と“離脱”を呼び掛けた。

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