福岡市立小中学校、2学期から時差登校 緊急事態期間中、3密回避へ

 福岡市教育委員会は24日、市立の小中学校で2学期の授業が始まる30日から、「時差登校」を一斉に実施すると発表した。期間は、福岡県に発出された新型コロナウイルス緊急事態宣言が終わる9月12日まで。学校での「3密」を避けるための措置で、一斉休校は行わない方針。

 市教委によると、時差登校は、学年や住んでいる地区で登校時間をずらす措置。朝は3密が起きやすいための対策という。

 一日の授業のうち、学校にいる時間を短縮し、残りは帰宅後にオンラインで受けるといった「短縮授業」や、登校をクラスの半数に限り、他の児童・生徒は自宅でオンライン授業にするなどの「分散登校」も想定しており、実施の判断は各校に委ねる。

 感染状況によっては学級・学年閉鎖や休校も想定するが、原則、登校を制限する場合でも、オンラインで授業は行う。市教委は、市立の小中高、特別支援学校の全児童・生徒計12万7千人に対し、タブレット端末を1人1台貸与できる準備を既に整えたとしている。

 市立の高校や特別支援学校の登校などは、各校での判断とする。また、緊急事態宣言の期間中に小中学校6校が修学旅行を、中学校4校が体育大会を予定していたが延期する。

 学校での感染に不安がある場合、30日からでもオンライン授業を受けられる。星子明夫教育長は「子どもたちの学びを止めないように努めたい」と話した。

 (小川俊一)

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