嘉麻市、郵便局に窓口業務 九州初、証明書交付など幅広く14項目委託

 福岡県嘉麻市は27日、市内3カ所の郵便局と包括的な業務委託契約を結び、所得証明書の交付や飼い犬の登録、市営バス回数券の販売など、市の窓口業務の大半を委託した。財政が逼迫(ひっぱく)する中、業務のスリム化と市民の利便性向上との両立を図るのが狙い。9月1日から実施する。

 日本郵便によると、住民票の写しの交付など、自治体の業務の一部を郵便局が担う事例はあるものの、幅広く委託するのは九州で初めて。

 市が委託したのは、鴨生(かもお)、千手(せんず)、宮野の3郵便局。市は2007年以降、住民票の写しや印鑑登録証明書の交付をこの3局に委託してきた。9月からは、新たに戸籍謄本▽納税証明書▽狂犬病の予防注射済票-など、市民、税務、環境、総務の4課にわたる計14項目の証明書の交付や登録の業務を委託する。市は利用状況を見ながら、市内の他の郵便局にも同様の委託を広げる方針。

 市役所で行われた締結式で、赤間幸弘市長は「少子高齢化が進む中、地域に密着する郵便局とともに市民サービスの維持と向上を図りたい」と表明。オンラインで参加した日本郵便九州支社の豊田康光支社長は「郵便局のネットワークを生かし、地域に貢献できてうれしく思う」と話した。 (長松院ゆりか)

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