苦境の中で輝く友情 吉田修一『続 横道世之介』

酒井信さん寄稿

 東京で開催されるパラリンピックを題材とした数少ない現代小説である。都会で善良に生きることの価値を問う、訛(なま)りを帯びた心情描写が光る。ベストセラーとなった青春小説「横道世之介」の続編で、長崎出身の主人公・世之介が19歳になる1年を描いた前作から5年後の物語である。作者の分身とい...

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