多久市長選告示、8年ぶりの選挙戦に 3氏の論戦始まる

 29日告示された佐賀県多久市長選には、7選を目指す現職の横尾俊彦氏(65)と、新人で果樹園経営の弥富博幸氏(67)、新人で元派遣社員の副島満氏(63)=いずれも無所属=が立候補を届け出て、8年ぶりとなる選挙戦に突入した。立候補を届け出た3氏はそれぞれ政策などを訴え、有権者に支持を求めた。

 横尾氏は午前8時半、同市北多久町の選挙事務所に近い駐車場で出発式に臨んだ。集まった支持者ら約200人を前に、市長として大雨被害からの復旧や新型コロナウイルス対策に尽力してきた実績を強調。「現職の私を引き続き支援してほしい」と訴えた。

 弥富氏は同市北多久町の選挙事務所で第一声を上げた。横尾氏による24年の長期政権を批判し、「新しい多久市をつくる」と市の運営や財政を見直すことを約束した。「不安で不透明な時代を乗り越えるためにも、市民の皆さんとともに戦う」と意気込んだ。

 副島氏は同市北多久町の自宅近くにある神社で第一声。「長期政権は弊害もある。ここで歯止めをかけないといけない」と横尾氏を批判。交通弱者、経済弱者の救済に力を入れるとし、「買い物も大変な高齢者を見てきた。市長になって取り組みたい」と訴えた。

 期日前投票は30日から9月4日までの午前8時半~午後8時、市役所1階で受け付ける。投票は5日午前7時から午後8時まで、市内9カ所で実施。同日午後9時から北多久社会体育館で開票される。 (野村有希、岩崎さやか、飯村海遊)

関連記事

佐賀県の天気予報

PR

PR