【独自】スケートリンク「パピオ」福岡市が支援前向き 県の賛同前提

 施設老朽化のため6月末で休館し、閉鎖の可能性もある福岡市唯一の常設スケートリンク「パピオアイスアリーナ」(博多区)を巡り、市は1日、改修費の一部負担など存続に向けた支援を検討していく方針を明らかにした。市が支援に前向きな姿勢を示すのは初めて。運営事業者のグループ会社、西部ガスホールディングス(HD)には存続への主体的行動を求め、福岡県の支援も促す考えだ。

 同日、競技団体などでつくる「福岡のスケートリンクを守る会」(代表=長澤誠治・県アイスホッケー連盟理事長)が市役所を訪れ、中村英一副市長に施設存続への支援を要請。中村副市長は「九州一円から競技者が集まる重要な施設で、支援できる方向で検討したい」と話す一方、「市だけの力では限界があり、西部ガスグループが先頭に立つのが大前提で県の賛同、理解も必要だ」とも述べた。

 同アリーナを巡っては西部ガスHDが7月末、休館を当面継続し、本年度末をめどに施設の存廃を含めた方針を決めると発表。再開には新たな冷凍システムの導入が必要で、改修費として5億円かかると試算。1社だけで全額負担するのは困難としていた。

 市は休館後に支援の可否を検討。その結果、同アリーナは市民の娯楽の場としてだけでなく、県内外から競技者が集まる公益性の高い施設と判断。存続に向け支援する方向で検討していくことを決めた。今後、支援の枠組みなどについて関係者らで詰める。(塩入雄一郎)

福岡県の天気予報

PR

学ぶ!SDGs×企業

  • 2021年10月20日(水)
  • カフェ&コミュニティースペース dot.(ドット)交流スペース
開催中

ストレッチング講座

  • 2021年9月13日(月)、15日(水)、22日(水)、27日(月)、29日(水)、10月6日(水)、11日(月)、13日(水)、20日(水)
  • 野中生涯学習センター

PR