国内初、コロナ抗体量測定キット一般発売 九大ベンチャー、5段階判定

 九州大発のベンチャー企業「KAICO」(カイコ、福岡市西区)は9月から、新型コロナウイルスの抗体量を測る個人向けキットの販売を始めた。購入者がキットを用い、自分で採血して郵送。約1週間後、パソコンやスマートフォンで自身の抗体量を5段階で確認できる。抗体量を測定するキットの一般販売は国内初。同社は「定期的に測定すれば、抗体量増減の変化が分かる」と説明する。

 同社は、九大ビジネス・スクール出身の大和建太社長が3年前に起業。カイコ由来のタンパク質を利用した新型コロナの経口ワクチンを九大、鹿児島大と共同開発しており、測定キットはこの技術を応用した。

 キットの器具で指先から採取した血液をろ紙に染み込ませ、返信用封筒で郵送する。測定は、血液とカイコ由来のタンパク質を反応させる仕組み。結果はインターネットで、抗体量の少ない順にレベル1~5で通知される。ワクチン1回接種後の標準はレベル2、2回接種後の標準はレベル4に当たるとしている。

 福岡県内では1日、調剤薬局など計11店で一般向け販売が始まり、同社は全国販売も検討。オープン価格で、各店舗では3500円前後で売られている。(小川俊一)

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