牧原大が反攻の先頭弾 柳田は24号3ラン 鷹一丸、連敗4でストップ

 ソフトバンク5―2楽天

 初球を迷わず振り抜いた。初回。1番のソフトバンク牧原大が則本昂の151キロ直球を完璧に捉えた打球は、右中間席で弾んだ。2019年7月26日のオリックス戦(ヤフオクドーム。現ペイペイドーム)以来自身2度目の初回先頭打者本塁打で先制点を奪った。

 「ファーストスイングを強く振っていこうと思った」。持ち前の積極性はチームの雰囲気も変えた。8月31日の楽天戦で逆転負け。1分けを挟み4連敗中で迎えた9月初戦だった。いきなりの一発でベンチを鼓舞すると、相手ミスも絡み幸先よく2得点。エース千賀を投入した一戦で、大きな先制パンチとなった。

 左大腿(だいたい)二頭筋の筋損傷から8月24日に復帰後、8試合連続安打と絶好調だ。故障によるリハビリ期間を経て「結果を求めすぎず純粋に野球を楽しもう」という心境の変化が、好調の要因だと自己分析する。2点リードの五回1死でも、則本昂のカーブを捉え左前打を放った。

 この一打を口火に中村晃が右前打で続くと、柳田が右翼テラス席へリーグ単独トップとなる14試合ぶりの24号3ラン。リードオフマンと主砲の活躍でチームは連敗を4で止め、勝率も5割に復帰した。3日からは本拠地で首位オリックスとの3連戦だ。「何よりも初戦が大事」。6試合ぶりの白星で、工藤監督の目にも力強さが戻った。 (倉成孝史)

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