「人生で一番集中した」鷹リチャード1号満塁弾 衝撃2発、自力Vつなぐ

 ◆ソフトバンク12-4オリックス(5日、ペイペイドーム)

 チームに光をもたらす弾道が左翼席中段に突き刺さった。1点を追う四回1死満塁。「人生で一番集中していた」というリチャードは狙いとは違ったという149キロ直球をジャストミートした。

 プロ初本塁打が逆転の満塁アーチ。「この球場でホームランを打つのは、僕の夢だった」と余韻に浸った。二回は中犠飛でプロ初打点。七回はバルガスから左翼ポール際へ2号を放ち、1試合6打点の大暴れ。自力優勝が消える可能性があった一戦で今季初の2試合連続2桁得点と活性化した打線をけん引した。

 スタンドにはプロ初安打をマークした4日に続き米国人の父ジャンさんと母あけみさんが駆け付けており「毎日でも来てもらいたいぐらい」と感謝した。初本塁打が満塁本塁打はプロ野球88人目で球団史上9人目。直近で達成した甲斐の17年、上林の15年はいずれもリーグ優勝を成し遂げた。

 2試合連続のお立ち台では「コロナは手洗い、うがいが大事です。『手洗い、うがい、リチャード』って感じでお願いします」と呼び掛け、観客を笑顔にした。育成出身の大砲候補は巻き返しを狙うチームにとって欠かせない存在になりそうだ。 (鎌田真一郎)

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