鷹、一夜で自力V復活 栗原大勝呼ぶ4打点 初回先制打、二回14号3ラン

 ◆西武0-9ソフトバンク(8日、メットライフドーム)

 ソフトバンクの4番栗原が前夜に喫した痛恨の逆転負けの悪夢を速攻で振り払った。初回、ニールの外寄りのツーシームをしぶとく左前へはじき返す先制打。「追い込まれてから食らいつき打てた」と胸を張った。二回は7試合ぶりの14号3ラン。甘いチェンジアップを右翼席中段まで運んだ。自己最多タイで今季最多の1試合4打点で、大勝を呼び込んだ。

 「内転筋をうまく使って打つことができた」。ヒントは無安打に終わった7日の試合後、東京五輪で日本代表としてともに戦い親交を深めた広島・鈴木誠との電話という。アドバイスをもらい「そのイメージで打撃練習に入った」と結果につなげた。

 常に「4番目の打者」と謙遜するが、今季4番に座るのは52試合目でチーム最多だ。打順別打率も4番が3割1分1厘と最高で7本塁打も最多。中軸として存在感を高めている。工藤監督は「(試合前に)4打点と(栗原に)話していたけど、その通りに素晴らしい打撃を見せてくれた」と25歳をたたえた。

 オリックスがロッテに敗れたため、自力優勝の可能性も一夜で復活した。首位とは4ゲーム差で10日から敵地で日本ハムと対戦する。栗原は「残り試合も少ない。一試合一試合、強い気持ちを持ってやりたい」。逆転Vへの道を、自らのバットで切り開くつもりだ。 (山田孝人)

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