「動きやすく暮らしやすい街に」日本サインデザイン協会の定村俊満さん

 福岡市の「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」の狙いなどについて、策定した「市認知症にやさしいデザインガイドライン策定委員会」委員の定村俊満・日本サインデザイン協会常任理事に聞いた。

 -認知症のある人は図記号(ピクトグラム)をどの程度分かっているか。

 2019年に福岡市の協力を得て、福岡デザイン専門学校の学生と一緒に市内の介護施設など20カ所で日本産業規格(JIS)の案内用図記号について調査した。

 男女の姿を図案化した「トイレ」を理解していた認知症の人は35%。多くは「人が2人立っている」「男女が話す所」など見たままに誤認していた。「シャワー」は「園芸用の水」「水が出る危ない所」と答えるなど図記号を部分的にしか認識できていなかった。

 深刻だと感じたのは「非常口」。...

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