箱崎ふ頭の大量投棄ごみ撤去 福岡市「監視強める」いたちごっこ懸念も

「あな特」報道受け4日間で作業

 福岡市東区箱崎ふ頭の歩道約500メートルに大量のごみが不法投棄されていた問題で、市は8日までにごみの撤去作業を終えた。撤去を求める投稿が西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられ、市が撤去に動いていた。周囲の人によると、不法投棄はここ数年目立つようで、市は「監視を強めたい」としている。

 場所は東区箱崎ふ頭4丁目の多々良川沿い。記者が1日に現場を訪れると、ソファや洗濯機、テレビ、ベビーカー、ミニバイク、チャイルドシートなどさまざまなごみが散乱していた。

 2日、記者が市港湾管理課に対し、こうした現状を伝えると、担当者は「初めて知った」と説明。すぐに撤去作業に入り、2、6~8日の4日間で作業を終えた。回収量や個数は今後、集計するという。

 近くの土木会社に勤務する男性(46)は「約20年前から不法投棄があった」と証言。「たまに粗大ごみを積んだトラックを見る。次の日、それが捨てられている。不法投棄と市による撤去のいたちごっこだ」と話した。

 西日本新聞は不法投棄の実態を7日に報道。インターネット上では「箱崎ふ頭周辺は、夜になると街灯も人通りも少ないから捨てやすい」「昔から違法駐車やごみが多かった」「監視カメラを設置してほしい」などのコメントが寄せられた。(竹中謙輔)

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