久大線、17日に全線再開 8月の大雨で被害、大分知事「復興に弾み」

 JR九州は10日、8月の大雨で被災し、一部区間が不通となっている久大線について、今月17日の始発から全線で運転を再開すると発表した。不通が続いている日田(大分県日田市)―豊後森(同県玖珠町)間の25・6キロで復旧のめどが立った。同区間の代行バスは16日までで運行を終える。

 久大線は8月12日から大分県内の日田―由布院間で運転見合わせとなり、13日に「第十玖珠川橋りょう」でレールが最大2センチゆがんでいるのが見つかった。JR九州は流れてきた岩が橋脚に接触したり、増水で橋脚の土台部分が削られたりしたことで橋が傾き、レールがゆがんだとみている。

 久大線の全線運転再開について、大分県の広瀬勝貞知事は「地域住民の通勤・通学手段のみならず、魅力的な観光地を結ぶ重要な路線であり、大変うれしい。災害復興にも弾みがつく」などとコメントした。

 JR九州管内では8月の大雨により、17路線で168件の被害が発生(同23日時点)。うち久大線は27件だったという。

 (古川剛光、吉村次郎)

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