5歳児熱中症死の保育園、改善報告は「不十分」 福岡県が追加求める

 福岡県中間市の私立双葉保育園に通う男児(5)が送迎バス内に取り残され熱中症で死亡した事故で、改善勧告を受けていた園を運営する社会福祉法人「新星会」は10日、県と市に報告書を提出した。県は報告書の内容が不十分と判断し、さらに報告を求めた。

 報告書は改善を求められた5項目のうち、同日が期限だった「園長、理事長ら関係職員の責任の明確化と厳正な対処」「出欠確認のルールの見直し」の2項目について記載。園長は5日に辞任し新園長が就任、主任保育士を兼任する理事長は今月末までに辞任するなどとしている。また、出席簿を一元化し、欠席者の情報もホワイトボードに書き出して、職員間で情報共有するとした。

 これに対し、県は、出欠確認の厳格化や人事面のさらなる改善を求めている。

 また県は10日、保護者アンケートなどの結果、保育士らが園児に不適切な行為をしていた疑いがあるとして、市と合同で児童福祉法に基づく特別監査を9日に実施したことを明らかにした。不適切な行為について、県は「事実確認中」とし詳細は公表していない。 (菊地俊哉、金子晋輔)

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