ソフト「金」支えた鴻江理論 競技超え一流選手が通うトレーナー

 「勝つために戻るんだ。気を抜くな」。7月27日、横浜スタジアムであった東京五輪ソフトボール決勝。日本代表のトレーナー、鴻江寿治(こうのえひさお)さん(54)=福岡県八女市=は、六回裏に交代してマウンドを降りた上野由岐子投手に声を掛けた。右腕の張りを確認し、腰の角度などの投球フォームを修正。七回の再登板へ送り出した。そして、歓喜の優勝。13年ぶりの金メダルだった。

 マウンドから戻る上野投手と破顔一笑、抱き合った。優勝もだが「代表15人が故障をせず、持てる力を出し切れたことがうれしかった」と振り返る。上野投手とは2007年以来の関係。北京五輪にも上野選手のほか、野球、バレーボールの個人トレーナーとしても同行した。...

残り 761文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

福岡県の天気予報

PR

PR