「歴史的大勝」福岡、アウェーで鹿島初撃破 勝ち点42、J1残留見えた

 ◇明治安田生命J1第28節 鹿島0-3福岡(11日、県立カシマサッカースタジアム)

 福岡が歴史に残る大勝だ。クラブ史上初めて鹿島相手に3得点し、1996年の初対戦からアウェーで鹿島を破ったのも初めて。長谷部監督は「試合巧者でプレーの意識が高い鹿島のような試合をわれわれができた」と声を弾ませた。

 前半にファンマの自身J1初となる1試合2得点で勢いづくと、後半19分には右クロスに山岸が頭で合わせて追加点。鹿島の伝統でもある球際の強さと攻守の切り替えの速さ、運動量で福岡が圧倒した。

 コロナ禍に伴う茨城県独自の非常事態宣言が出ていることを受け、この日は無観客での開催。山岸は「味方の声が聞こえるので指示を出し合っていこうとみんなで心がけた」。前半19分に山岸がPKを外して先制点のチャンスを逃したがファンマに「切り替え」と励まされ、7分後に山岸のパスからファンマの先制点へとつなげた。

 前々節の首位川崎戦から3試合連続で無失点勝利。ファンマは「勝てない時期も自分たちはぶれることなく団結して守り、攻めてきたのが3連勝につながった」と胸を張る。

 例年J1残留の目安は勝ち点40と言われている。2チーム増の20チームで戦っている今季は4試合多いとはいえ、10試合を残して早くも勝ち点を42にまで伸ばした。

 (末継智章)

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