「世紀の屈辱」初回11失点…鷹大敗、工藤監督異例の会見打ち切り

 ◇日本ハム17-5ソフトバンク(11日、札幌ドーム)

 今季、幾度となく痛い敗戦を喫しても、工藤監督は丁寧に取材対応を続けてきた。そんな百戦錬磨の指揮官でもショックは大きすぎた。「うーん、まあね。えー…。まあ初回が全てと言えば全てなので。えー、うん…。それしかないな」。質問を一つ終え、やりとりを続けようとした報道陣を制するように「お疲れさまでした、ごめん」。直立不動のまま頭を下げてその場を後にした。

 先発の石川が2死しか取れず10失点(自責3)で早々にKOされると、救援陣も相手を止められず初回のスコアボードに11失点が刻まれた。工藤政権ワーストタイの17失点。1イニング11失点は1999年4月7日のロッテ戦(北九州)の三回に記録して以来、22年ぶりの屈辱だった。札幌ドームでは今季ここまで5勝2分けと負けなしで、日本ハム打線には7試合で計15得点しか許していなかった。

 14日からは5・5ゲーム差に離された首位ロッテとペイペイドームで3連戦。東浜の出場選手登録を抹消したソフトバンクは先発ローテーションを再編し、初戦に千賀、3戦目にマルティネスを中5日で立てる必勝態勢で臨む見込みだ。残り33試合、リーグ連覇を狙うチームが正念場を迎えた。

 (長浜幸治)

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