浸水頻発「回数は父ちゃん超えた」 親子で区長の男性 佐賀大雨1カ月

 記録的な大雨によって佐賀県の六角川水系で広範囲に内水氾濫が起きて14日で1カ月。2年前に続いて大きな被害が出た同県武雄市では生活再建が進む一方で、被害が深刻な地域では一部住民の避難所暮らしが続く。六角川の最下流に位置する同市北方町掛橋地区の区長を3年前から務める安藤富士男さん(69)の父嘉之さん(故人)は約30年前に起きた水害の際の区長だった。繰り返される災害に将来への不安を募らせている。

 「『このままゴーストタウンのようにならないか』という声は多い」

 安藤さんは7日、地区内にあり、床下を乾かすため、畳を上げたままの掛橋公民分館で語り始めた。自宅は被災を免れ、ほぼ1人で分館の片付けを続ける。

 市内では目立つごみなどは撤去されたが、目抜き通りでは臨時休業や閉店の張り紙ばかりだ。

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