紙面支えた名もなき人

 日本を破滅の戦争へ導いた東条英機首相は、逆らう軍人を最前線へ飛ばし、市民には赤紙(召集令状)を送りつけて、やはり危険な戦地へ送った。後者は「懲罰召集」と恐れられた。

 東条首相を怒らせる記事を書いた毎日新聞の海軍担当記者、新名丈夫(しんみょうたけお)さんは当時37歳。強度の近眼のために兵役を免じられていたがこの懲罰召集を食らった。

 その記事は1944年2月23日付の朝刊1面を半分近く埋めた解説だった。...

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