「基地」指定された北九州港、産業集積へ「チャンス逃さない」

【連載「回れ洋上風力」②】

 大型のコンテナ船やタンカーが出入りする北九州港の響灘地区(北九州市若松区)。その一角で巨大なクレーン船が地盤強化に向けた工事を続けていた。「ここから洋上風力関連のサービスを全国に届けるための工事です」。市港湾空港局理事の光武裕次は語った。

 昨年9月、北九州港は洋上風力発電所の建設やメンテナンスの拠点として西日本で唯一、国から「基地港湾」に指定された。洋上風力は出力が1万キロワット級になると、発電機などを納めるナセルだけで重量が300~400トンになる。分割されたタワー(支柱)を組み立てると500トン以上に。「普通の港なら地面が割れてしまう」ほどの重さで、強固な岸壁が必要だ。

 基地港湾は巨大な資機材の搬出入に加え、一部を組み立てて発電所の建設海域へ送り出す役割も持つ。対応エリアは半径500キロ圏内とされ「洋上風力のマーケットが広がれば、ビジネスチャンスも増える」...

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