「踏み込み甘く本気になれぬ」 エネ基改定案に不満示す経済界

経済同友会・桜田謙悟代表幹事インタビュー

 経済同友会の桜田謙悟代表幹事=SOMPOホールディングス社長=が16日までに西日本新聞のインタビューに応じ、エネルギー基本計画の改定案について「率直に申し上げて踏み込みが全然甘い。具体性がなく、僕ら民間が本気でコミットできない」と述べた。2030年度の新たな電源構成の目標は評価する一方、企業が重視する具体的な道筋が盛り込まれてないことに強い不満を示した。 (聞き手は金沢皓介)

 -改定案の電源構成目標では、再生可能エネルギーを36~38%に大幅に引き上げ、原子力を20~22%に維持する方針が示された。どう評価するか。

 「数字そのものは妥当だが、ポイントはそこではない。目標に向かってどう進めるのかが大事で、具体的なものを期待していた。原子力の発電量に占めるシェア(19年度は約6%)を3倍近くに増やすなど、現状とのギャップをどう埋めていくのか踏み込みが足りない。目標が実現可能かどうかは、これから作られる工程表(ロードマップ)を見て判断しないといけない」...

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