鷹ドロー、遠すぎた1点 終盤3イニング連続で走塁死 

 ◇ソフトバンク1-1ロッテ(16日、ペイペイドーム)

 白星もホームも遠かった。九回2死二塁。川島の打球が左前で弾むと、二塁走者の代走釜元は全速力で三塁ベースを蹴り本塁へ突入した。前進守備を敷いていた左翼手の好返球との競争の結果は本塁タッチアウト。試合は同点のまま終了した。

 「次(の打者)が柳田君ですよね、というのも結果論。ナイスボールを投げた向こうが良かった」。工藤監督は冷静に振り返った。ただ、この日の柳田は初回の先制二塁打を含む2安打。三塁で止まっていれば、サヨナラ機を回せていた。

 終盤はもどかしすぎるプレーの連続だった。八回1死満塁では、今宮の浅い右飛でタッチアップを狙った代走上林が途中で間に合わないと判断。三塁へ戻ろうとしてタッチアウトになった。七回は柳田の打席でハーマンのワンバウンド投球を捕手の田村がはじくと、三塁走者の甲斐が本塁へ突入したが憤死した。

 6試合ぶりの白星はならず、首位ロッテとの本拠地3連戦は2敗1分け。それでも工藤監督はナインを責めることなく前だけを向いた。「みんな必死に頑張って、何とかしようという思いは伝わってくる」と強調した。

 残り29試合でロッテとは8・5ゲーム差のままだが、オリックスに敗れた3位楽天とは3ゲーム差と半歩縮まった。まずは18日からの楽天との敵地3連戦で、チームの閉塞(へいそく)感を打破したい。 (倉成孝史)

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