「決断力」「公正さ・誠実さ」あな特通信員が新総裁に求める資質

 西日本新聞「あなたの特命取材班」は17日、自民党総裁選の告示を受けて無料通信アプリLINE(ライン)でつながる「あな特通信員」にアンケートした。候補者4氏のうち、河野太郎行政改革担当相(58)の支持が半数近くで、他の3氏に大差をつけた。新総裁に求める資質は「リーダーシップ・決断力」がトップ、期待する政策は「新型コロナウイルス対策」と「経済対策」が上位。第2次安倍晋三政権と菅義偉政権の路線は8割以上が「修正、転換すべきだ」とした。

 支持する候補者は、河野氏が47・7%▽高市早苗前総務相(60)が15・2%▽岸田文雄前政調会長(64)が14・8%▽野田聖子幹事長代行(61)が10%。

 河野氏を支持する理由は「派閥政治を壊しそう」(福岡県・54歳パートの女性)など、改革への期待や若さを挙げる人が多かった。高市氏は「日本を強くしてくれる」(熊本県・44歳自営業の男性)といった保守的な立ち位置に賛同する意見が寄せられた。

 岸田氏は「外相時に誠実さが出ていた」(熊本県・59歳自営業の女性)のように人柄の評価が目立ち、派閥の領袖(りょうしゅう)を務める安定感を指摘する声も。野田氏は「多様性を認めてくれる」(福岡県・49歳女性会社員)など、リベラル色に共鳴する人が相次いだ。

 次期首相が重点的に取り組むべき政策(複数回答)は「新型コロナ対策」と「経済対策」が拮抗(きっこう)し「森友・加計(かけ)学園や『桜を見る会』などの疑惑の解明・検証」が続いた。求める資質は「リーダーシップ・決断力」が33%、「公正さ・誠実さ」が28%だった。

 「自民党員・党友」と回答した人は65人いた。うち河野氏と高市氏の支持がともに23人(35・4%)で並び、岸田氏11人(16・9%)、野田氏4人(6・2%)。安倍、菅両政権の路線は、7割弱が「修正・転換」を主張した。

 調査は17日午後、全国の通信員約1万4千人に呼び掛け、1626人が回答。支持政党を聞くと、6割弱が「特になし」だった。

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 アンケートは多様な方々の生の声を聞き取るのが目的で、無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なります。

 (川口安子、竹中謙輔、平山成美)

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