【独自】はやかけんのポイントサービス縮小へ

 福岡市が12月から、市地下鉄のICカード「はやかけん」の乗車ポイントサービスを縮小させることが分かった。1ポイント1円で乗車や買い物に利用できるサービスだが、地下鉄は新型コロナウイルスの影響で収益が落ち込んでおり、支出削減によって約2億円の収支改善を見込んでいる。

 関係者によると、はやかけんで地下鉄に乗車(定期除く)した場合に1カ月間の合計料金の2%がポイントで還元され、その金額帯に応じボーナスも付く仕組みを廃止。1区間利用時のポイントも、乗車1回100ポイントから60ポイントに下げる。

 はやかけんは2009年3月に導入され、19年度の全乗客のうち、利用者(定期除く)は8.7%。だがコロナの影響で20年度の乗客は前年度から約36%減少し、事業は約33億円の単年度赤字に陥り、財務の立て直しが急務となっている。

 交通ICの乗車ポイントは今年、西日本鉄道(福岡市)やJR九州が相次いでサービスを終了させている。

 (小川俊一)

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