鳥栖、猛攻及ばず無得点ドロー J1残留を確定

 ◆明治安田J1第29節 鳥栖0-0大分(18日、駅前不動産スタジアム)

 九州のライバルの意地に阻まれた。鳥栖は序盤から積極的にシュートを放ちながら、大分のゴールを打ち破れなかった。シュート数は大分の1本に対して鳥栖は11本。樋口は「ゴール前に行きながら決めきれなかった。力不足」と悔やんだ。

 両サイドから敵陣を崩し、効果的にミドルシュートを放った。攻撃を支えた小屋松は「相手がやられたら嫌だな、と思うことはできた」と話すように、シュートまで持ち込む流れの精度は高かった。後はフィニッシュだけだった。

 台風14号の影響で17日から順延された仕切り直しの一戦には6400人を超える観客が訪れた。両チームのサポーターが駅スタのゴール裏を埋めた。ただ鳥栖はJ1での大分とのダービーで2019年から4分け2敗。直近の順位と関係なく、相性の悪さが出た形だ。

 悔しさが残る勝ち点1。それでも鳥栖は来季のJ1残留を確定させた。上位を狙う現状のチームにとっては通過点にすぎないが、昨季まで残留争いに苦しんでいたことを考えれば確かな成長だ。

 今後も厳しい試合が続く、25日には2試合連続の「九州ダービー」となるアウェー福岡戦が控える。GK朴一圭は「いろんな方の思いを背負って戦う大事な一戦。相手も調子がいいし、順位が近づいているのでタフな試合になる」と気を引き締めた。 (松田達也)

大分は最後までしぶとく

 最後までしぶとく戦った。大分は12連敗中だったアウェーの戦いで3月6日の横浜FC戦で勝って以来の勝ち点をもぎ取った。片野坂監督は「アウェーで勝ち点を取れたことを前向きに捉えたい」とうなずいた。

 前節は残留争いのライバル湘南を2-0で破った。同じ先発メンバーで臨んだ鳥栖戦。終始猛攻を受けながら、守備陣が体を張って対応した。GK高木は「前節の流れというか、守備のいい感覚があった。集中して守れた」とうなずいた。

 10月以降に仙台、徳島、横浜FCなど下位との直接対決を残す。残り9試合で、残留圏内の16位湘南と勝ち点6差。どんな形でも勝ち点を積み上げるしかない。 (松田達也)

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