【詩時評】時を溯る詩 道を辿る歌 田原芳子、北川透、森耕

岡田哲也さん寄稿

 汗ばんだ空を拭(ぬぐ)うように乾いた風が吹き始めました。色づいた稲を見はからってか、里に下りて来ていた田ノ神も山へと戻る頃です。それは田ノ神だけでなく、川の河童(かっぱ)や雨や水を司(つかさど)る龍も同じ、彼らも秋には山の渕や湖に帰ると言われたりします。里と山、春と秋のあわいを渉...

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