タカ栗原V弾、連敗止めた 打線改造奏功、田中将から11年ぶり白星

 ◇楽天4-5ソフトバンク(20日、楽天生命パーク宮城)

 一振りで負の連鎖にピリオドを打った。1点を追う五回2死一塁。栗原が田中将の初球、膝元への145キロを右翼席へ。2010年から9連勝と渡米前からソフトバンクを得意としていた右腕に11年ぶりに土をつける15号逆転2ランだ。

 今季ワーストタイの連敗を5で止め、栗原は「勝てたのが一番です。勝てて良かった」と笑みを浮かべた。敗れれば3位楽天と5ゲーム差でクライマックスシリーズ(CS)進出も厳しくなる状況。東京五輪ではチームメートだった実績豊富な投手相手に、通算6打席目の対戦で大仕事をやってのけた。

 打線改造も奏功した。五回の逆転は、今季初の2番で起用された川瀬が2死から田中将の直球を左前に運んだのがきっかけ。「2死から晃(川瀬)が出塁してくれた。何とかしたいという気持ちだった」と栗原が言えば、工藤監督も「2死からでも点を取る強い姿勢が大事。褒めてくださいよ」とたたえた。

 中村晃と今宮が外れた打線は3番栗原、4番柳田、5番デスパイネで中軸を構成。3点を追う四回は柳田が中前打、続くデスパイネが反撃の2ランを放った。打線のつながりで田中将を攻略し、8戦、12日ぶりの白星。工藤監督も「何よりの薬は勝つこと」とうなずく。22日からは首位ロッテと敵地で2連戦。栗原は「もう勝つしかないので、僕たちは。それだけを考えてやっていく」と力を込めた。

 (鎌田真一郎)

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