山に残してきたもの【クリアキ・カリブー 栗秋正寿6】

 「ヘリコプターに乗れていいな。でも、次行ったら死ぬよ!」

 2016年4月、ハンターを下山中に救助されて帰国した失意のぼくに、小学3年生の長女がかけた言葉だ。父親を心配してのことであろうが「次行ったら死ぬ」という言葉が頭から離れなかった。が、長女によく聞いてみると「お父さんがいない間、お母さんが怖...

残り 741文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

PR

開催中

秋の古本まつり

  • 2021年10月13日(水) 〜 2021年10月26日(火)
  • ジュンク堂書店福岡店 2階「MARUZENギャラリー」特設会場

PR