幼い頃の夢「育てる」究め、天職に 種なしスイカの普及に全力

 シン・フクオカ人 #52

 〈天職とは、自分で思い描いて、たどりつくものではないのかもしれない〉

 炎天下、ビニールハウス内に咲いた黄色いスイカの花を摘み取り、かごに入れる。照りつける日差しで、ハウス内の温度は40度に達することもある。

 夏の間、命婦(めいふ)江里子(43)=福岡県久留米市=の仕事は花摘みと花粉採取の繰り返しだ。通常の種ありスイカの花から採取した花粉に、軟エックス線を当てることで「種なしスイカ」を作るもとになる。

...

残り 1285文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

福岡県の天気予報

PR

開催中

久木朋子 木版画展

  • 2021年10月13日(水) 〜 2021年10月18日(月)
  • 福岡三越9階岩田屋三越美術画廊

PR