千賀快投、ロッテに雪辱 今季3度目対戦で初白星

 ◇ロッテ1-4ソフトバンク(22日、ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクの千賀が敵地特有の強風を味方につけた。この日は時折、風速10メートルを超えたが「風と仲良くなるをテーマに投げた」と八回途中1失点。今季3度目のロッテ戦先発で初の白星を手にした。7月6日には三回途中10失点など今季の全2敗を喫した相手への「リベンジ投」となった。

 圧巻は4点リードの七回だ。中村奨に四球を与えたがレアード、角中、山口を3者連続三振。決め球もカットボール、真っすぐ、フォークと自在に操った。直球も150キロ台後半を連発し、七回までは二塁すら踏ませない完璧な内容だった。

 八回に代打の佐藤都に三塁打を浴びて二ゴロの間に失点。さらに2死一塁としたところで降板し「後半ぐだぐだになってしまった」と反省したが、後半戦は6試合に登板して5勝1敗、防御率1・27とエースの名に恥じない数字を残している。

 チームは8月18日の楽天戦以来、10カードぶりにカード初戦をものにし、9月4、5日のオリックス戦以来の連勝を飾った。首位ロッテとは8ゲーム差の4位。この日勝った3位楽天とのゲーム差も「3」で、なお厳しい状況は変わらない。それでも故障で戦列を離れていた森とモイネロが戻り、打線も柳田やデスパイネが好調。歯車はかみ合いつつある。右腕は「次もチームが勝てるように頑張りたい」と前だけを見据えた。 (長浜幸治)

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