九大移転、銭湯の斜陽化…看板を下ろした「大学湯」はいま

はこざき千年 放生会のまち歩き⑤

 放生会(ほうじょうや)期間中の14日、九州大跡地に近い元銭湯「大学湯」を訪ねた。築89年の建物は修復工事中で、箱崎っ子の抽象画家、銀ソーダさん(26)が足場に上り、白壁に絵を描いていた。

 祖母と母に連れられて通った大学湯。洗い場のタイルの上で、泡と混じり渦巻く湯を眺めていた。人々の疲れとため息、談笑の声を載せて流れゆく湯-。記憶を再現するように、青を基調に絵の具を塗り重ねる。絵は建物を管理する石田健さん(66)に依頼された。...

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