『「非モテ」からはじめる男性学』 西井開著

 私は出生時に割り当てられた性と性自認が一致した男性の、異性愛者だ。さらに健常者であり、日本人である。日本社会においては「その属性ゆえに制度的・文化的に優遇され、不自由の少ない社会生活を送ることができる」多数派だ。

 私の半生を振り返れば、本書のこの説明はおおむね肯定できると言わねばならない。だがそれは、...

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