ガリバーの椅子? #この一枚

 小人の国に漂着した「ガリバー旅行記」(スウィフト著)の世界を連想させる巨大な椅子が、福岡県豊前市下河内の高台にある。その高さ約6メートル。田んぼ、草地、山林が広がる景色の中で、どっしりとした存在感が際立つ。

 遠くから見ると、どうやって登るのか一瞬不安になるが、後ろ側の脚に足を引っ掛けられるようにくいがあるからご心配なく。久留米、八女両市から訪れたという20代の女性2人は「椅子からの眺めは最高」「インスタに投稿します」と記念撮影に興じていた。

 この椅子は2017年3月、隣接する障害者の就労支援施設「NPO法人 森の学校」理事長の舟橋慎一郎さん(62)と通所者とが廃材のヒノキを使って製作した。当時、本紙も紹介したが、新参者の記者にとっても外せない場所。その後の人気のほどはいかに?と訪ねてみた。

 あにはからんや、今も、週末や休日には数十人が訪れる豊前の観光スポットとなっている。

 舟橋さんによると、巨大椅子から約4キロ離れた同市上川底に巨大テーブル(高さ約4メートル、幅約6メートル、奥行き約4メートル)を年内に造る計画を進めているそうだ。テーブルの次は、ベッド? はたまた家そのものか? またもや「ガリバー旅行記」を連想した。 (百合直巳)

福岡県の天気予報

PR

PR