現像液、定着液の記憶

 夕刊締め切り間際、現場から会社に駆け込み、フィルムを現像した。写っていたことにほっとするのもつかの間、ネガを見るデスクの顔が曇る。そのデスクが選んだ1こまを焼くため暗室に入ったが、フラッシュの調整が悪くて光量が強すぎ、肝心なところが白く飛び気味だ。明らかに撮影に失敗したネガ。きれいなグラデーション...

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