「親に隠れて連絡しています」深夜の相談…孤独の痛みに寄り添いたい

 孤独をこえて1

 NPO法人「あなたのいばしょ」理事長 大空幸星さん

 「学校をやめます、お世話になりました」。高校2年の冬、午前3時ごろ。担任に宛てたメールにこう記した。その日の朝、自宅マンション前に立つ担任の姿に心が解かれ、今がある。

 父親が結婚と離婚を繰り返す家庭で育つ。心身の調子を崩し、中学1年の1学期に入院。秋には再婚相手と暮らす実母を追い、愛媛県から1人上京した。家を空けがちな母。テーブルに置かれたお金を握りしめ、定食屋に通った。

 「一本のロープの上を歩く感覚。右に落ちれば罪を犯し、左に落ちれば死が待っていたと思う」...

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